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夫がサラリーマンです、厚生年金に加入しない働き方をしたいのですが

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ケイコ先生

働きに出たいけれど、第3号被保険者のままでいたい、というのがご希望ですね

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アヤカさん

ええ、ダンナの扶養なら年金の保険料も健康保険の保険料も払わなくていいんだから、どう考えてもその方がトクじゃない

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ケイコ先生

トクかどうかはチョット疑問がありますが、とりあえず、ここでは年金や健康保険の保険料を払わずに済む働き方についてご紹介しましょう

従業員500人以下の事業所で、週30時間に抑える

パート従業員の厚生年金加入条件(従業員500名以下の事業所)

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ケイコ先生

法律が改正されて、厚生年金に加入するパート労働者が増えたけれど、今のところ対象になるのは従業員が501人以上の事業所だけです

だから、従業員が500人以下の事業所で働けば、これまでのように、週の労働時間を正社員の4分の3未満に抑えればいいことになります

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アヤカさん

正社員の4分の3っていうのは?

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ケイコ先生

ほとんどの会社では正社員は週5日勤務、1日8時間労働制なので週の所定労働時間が40時間になっています

従って、週の労働時間を30時間未満に抑えればいいことになります

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アヤカさん

なるほど、30時間未満に抑えればいいわけだ

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ケイコ先生

ただ、ひとつだけ気をつけてくださいね

年間の収入見込みが130万円を超えるとご主人の扶養から外れてしまいます

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アヤカさん

扶養から外れるとどうなるの?

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ケイコ先生

保険料を払わなくて済む第3号被保険者でなくなります、かといって週の労働時間が30時間未満だと厚生年金にも加入できないので第1号被保険者になってしまいます

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アヤカさん

なってしまうって、、、

1号になると何が問題になるの?

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ケイコ先生

国民年金の保険料を自分で負担して払わないといけなくなります、それに、健康保険もご主人の扶養から外れるので、自分で保険料を払って国民健康保険に入る必要があります

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アヤカさん

これじゃあ、厚生年金に入るのと同じになっちゃうわね

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ケイコ先生

いいえ、同じではありません!

厚生年金に加入していれば、年金の保険料も健康保険の保険料も会社が半分負担してくれます

それに老後に受取る老齢厚生年金も増えるし、万一ケガや病気をしたときの保障も、第1号被保険者よりもずっと恵まれています!

第1号被保険者のデメリットと厚生年金加入のメリット

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アヤカさん

1号は絶対に避けた方がいいわね

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ケイコ先生

そうです、もし年収が130万円を超える見込みならば、働く時間を週30時間以上に増やして、必ず厚生年金に加入してくださいね

あるいは、この後で説明する、従業員501人以上の事業所に移るのもいいかもしれません

従業員500人以下の事業所だと、どうなの?

パート従業員の厚生年金加入条件(従業員501名以上の事業所)

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ケイコ先生

従業員501人以上の事業所だと、週20時間以上、かつ、月額賃金が8.8万円以上の人が厚生年金に加入することになります

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アヤカさん

この条件はキツイわね、

厚生年金に加入したくないなら、従業員が500人以下のところを探した方がいいみたいね

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ケイコ先生

確かにそうかもしれないけど、ちょっと気になる事が、、

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アヤカさん

気になる事って?

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ケイコ先生

今は501人以上の事業所が対象だけど、ゆくゆくは500人以下の事業所にも適用される可能性が高いです

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アヤカさん

そうなったら、わざわざ500人以下のところを探して選ぶ意味ないわね

でも、どうしてそう思うの?

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ケイコ先生

ご存知だと思いますが、第3号被保険者に対する批判や不公平感が結構あって、そのため政府は3号をできるだけ減らそうとしているようです

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アヤカさん

確かに、3号は保険料を全く払っていないのに年金がもらえるんだから、不公平と思われても無理ないわね

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ケイコ先生

他にも、政府は年金財政の安定化のため、できるだけ保険料を負担する人を増やしたいと考えているはずです

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アヤカさん

どっちにしても、保険料を払いたくないって理由でわざわざ500人以下のところを探すようなことはしない方がいいのかもね

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ケイコ先生

ええ、そう思います

保険料を払いたくない気持ちは分かりますけど、払ったなりのメリットだってあるし、それよりも、「やりたい仕事」、「働きたい職場」で選んだ方がいいのではないでしょうか

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