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学生アルバイト・フリーターの社会保険(厚生年金、健康保険)

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厚生年金の加入条件

まずは、厚生年金に加入している事業所で働いているアルバイターで、加入義務のある人の条件について簡単に整理しておきます。

(従業員が500人以下の事業所)
週の所定労働時間が正社員の4分の3以上の人

(従業員が501人以上の事業所)
週の所定労働時間が正社員4分の3以上の人に加えて、更に下記の1から4の全てに該当する場合も加入義務があります

1.昼間学生でない
2.週の所定労働時間が20時間以上
3.1年以上の勤務期間が見込まれる
4.月額の賃金が8.8万円以上

雇用形態は全く関係ない点がポイントになります。
アルバイト、パート、派遣、非正規雇用などに関わりなく、上記の条件に該当すれば厚生年金に加入することになります。

ポイントは週所定労働時間

厚生年金や健康保険に加入するには2ヶ月を超える期間の労働契約でなければなりません。そしてもうひとつ、最も大きなポイントは週の所定労時間です。
アルバイトでも週の所定労働時間が正社員の4分の3以上であれば、厚生年金と健康保険に加入することになります。週の所定労働時間は労働基準法で上限が40時間(一部44時間の例外あり)と定められているため、ほとんどの正社員の週所定労働時間は40時間となっています。
そのため、一般的には週の所定労働時間が30時間以上(従業員501人以上の事業所で一定の条件を満たした人は20時間以上(詳しくはこちらのページで確認してください)であればアルバイトでも厚生年金と健康保険に加入することになります。

雇用契約書で確認

労働契約を結んだ時に契約期間、始業と終業の時間、賃金等について明示した雇用契約を書面で受取り、そこには1日の就労時間と1週間あたりの就業日数が明示されているはずです。そこから週当たりの所定労働時間を計算することができます。

このことは労働基準法で雇用者に課せられた義務なので、もし、書面や労働時間等の記載がない場合は違法にあることになります。

フリーターと社会保険

かつては正社員が担っていた仕事や役割が、どんどん非正規社員に置き換えられています。バイトリーダ等、非正規社員であっても正社員並みに責任ある立場の人は、当然、正社員と同じような就労体制、労働時間になっているはずです。

その様な場合でも雇用契約書を「繁忙状況により変更される」などのあいまいな表現にして、社会保険に加入できないのであれば、その事業所は問題ありだと思われます。シフト制のアルバイトでもフルタイムで働くのが常態化しているのであれば、実態に即して判断されるべきで、場合によっては脱法行為とみなされる可能性もあるでしょう。

学生アルバイトと社会保険

夜間でない学生のアルバイターが厚生年金に加入しているという話は聞いたことがありませんが、必ずしも「学生=第1号被保険者」ではなく、第2号被保険者に該当すれば厚生年金に加入することになります。

夜間でない学生のアルバイターが厚生年金に加入しているという話は聞いたことがありませんが、昼間学生と言えども週の所定労働時間が30時間以上で雇用契約の期間が2ヶ月を超えるのであれば、厚生年金と健康保険へ加入することになります。但し昼間学生の場合は上記で示した従業員が501人以上の事業所を対象とした拡大適用の対象にはなりません。

学生なのに週に30時間以上もアルバイトするのか?、と思われるかもしれませんが、そのような学生は結構いると思います。ちなみに私がそうでした(笑)。と言っても、講義そっちのけでバイトに明け暮れていたわけではなく、3年生までに卒業に必要な単位をほとんど取り終え、就活を終えてからは毎日アルバイトばかりしていたので、間違いなく就業時間は週に30時間を超えることが常態化し、仕送りと合わせて学生にしては結構な月収となりました。就職して手取り収入が激減したことをよく覚えています。このような場合は厚生年金に加入することになるのでしょうか?。

もちろん、その当時の私は厚生年金にも健康保険にも加入していませんでしたが、法律上は加入しなければならないことになっています。

実際は?

学生アルバイトが社会保険に加入している例はあまり(ほとんど?)ないように見受けられます。事業者にとっては健康保険と厚生年金の保険料の半額を支払わなくてはならないのは結構な負担であり、それを当局がうるさく言わないことがことがその理由であると思われます。もしかすると、学生アルバイトが厚生年金に加入していていないことを半ば容認しているのかもしれません。

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