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生命保険の選び方

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大切なことを忘れていませんか?

生命保険のコマーシャルが毎日のようにテレビから流れているためか、ご自身の万が一に備えて多くの方が民間の生命保険に関心があるようです。

その一方で、誰もが加入している遺族年金については何故か無頓着なようです。
生命保険に加入している人は、死亡したらいくら保険金が下りるのか知っていると思われます。(それさえも知らずに勧められるままに契約している人も少なくないようですが、、、)。では、遺族年金(遺族基礎年金、遺族厚生年金)はいくら給付されるのかご存じでしょうか?

年金は確かに難しいものです。老齢年金や障害年金ほどではないにしろ、遺族年金も難解であることには変わりありません。でも、もし経済的な負担を少しでも減らしたいのであれば、努力を惜しむべきではありません。

遺族年金の特長、メリット

1.告知が不要

民間の生命保険に加入するには健康状態などをあらかじめ告知する必要があります。その結果リスクに応じて保険料が高くなったり、最悪の場合には加入を断られることもあります。

誰もが等しく加入できる公的年金では、もちろんそのようなことはありません。

2.子のある妻には終身年金が支給される

子のある妻に支給される遺族厚生年金は一生涯支給されます。これも民間の生命保険ではあり得ません。

生命保険設計のステップ

  • 遺族年金を受給できる要件を満たしているかを調べる
  • 遺族年金の額を調べる
  • 万が一のときに使うことができる貯蓄額等を把握
  • 生命保険の保障額を決める

1.受給要件を確認する

国民年金に加入していても未納期間があると、遺族年金が支給されないことがあります。くわしくはここでは省略しますが、下記のリンクページで必ず確認してください。保険料納付要件を満たしていなければ、遺族年金は1円も支給されません。もちろん、以前に支払った保険料は無駄になってしまいます。

2.遺族年金の額を調べる

18歳年度末までの子がいるときに支給される遺族基礎年金の額は一律ですが、死亡者に会社勤めの期間があるときには合わせて遺族厚生年金が支給されます。

3.貯蓄額等の把握

遺族年金と貯蓄額によっては敢えて生命保険に加入する必要がないことも考えられます。万が一に備えて十分な額を確保しておけば安心を買うことができますが一方で、死亡して生命保険が下りる事態に至る確率(下記)を考慮すべきかもしれません。

4.生命保険の保障額を決める

一家の大黒柱に万が一のことがあったとき、その後に必要な生活費や教育費を考慮して生命保険の保障額を決めます。遺族年金や貯蓄額を把握しておけば必要な額を明確になり、必要以上に保障額が大きな契約や必要度が薄い特約によって保険料が膨れ上がるのを防ぐことができます。

ポイント

リスクの把握

では、実際に「万が一」が起こる確率はどのくらいあるのでしょうか?
保障は大きいほどよいのは当然ですが、リスクに見合ったコストでなければ負担、つまり掛金が過大になり家計を圧迫します。

そこで、60歳になる前に死亡する確率について算定してみました。元データは厚生労働省が発表する「平成26年簡易生命表」です。

30歳 31歳 32歳 33歳 34歳
男性 7.266 7.204 7.144 7.081 7.061
女性 3.87 3.838 3.804 3.77 3.733
35歳 36歳 37歳 38歳 39歳
男性 6.948 6.878 6.806 6.792 6.645
女性 3.695 3.653 3.609 3.561 3.509
40歳 41歳 42歳 43歳 44歳
男性 6.552 6.45 6.338 6.216 6.081
女性 3.451 3.387 3.318 3.245 3.165
45歳 46歳 47歳 48歳 49歳
男性 5.933 5.77 5.593 5.4 5.187
女性 3.078 2.982 2.876 2.76 2.635
50歳 51歳 52歳 53歳 54歳
男性 4.949 4.686 4.395 4.076 3.724
女性 2.499 2.351 2.188 2.011 1.819
55歳 56歳 57歳 58歳 59歳
男性 3.334 2.903 2.429 1.909 1.337
女性 1.61 1.385 1.144 0.886 0.612

この表では60歳以下で死亡する確率を年齢ごとにパーセンテージで示しています。
例えば30歳男性の場合、30歳から60歳の間で死亡する人の割合はおよそ7.266パーセントと見積もることができます。40歳女性では40歳から60歳の間で死亡する人の割合は約3.451パーセントであると推測されます。

もちろん、既往歴、喫煙習慣、生活習慣、肥満度等によって死亡率は影響されますが、おおまかなリスクを把握するために参考にしてください。

お勧めの保険

このサイトは生命保険の情報提供を目的としたものではないので、生命保険の商品性について詳しくは触れませんが、お勧めの保険として定期保険を挙げておきます。定期保険には3つのメリットがあります。

  • 保険料が安い
  • 大きな保障が得られる
  • 保障内容がシンプルで分かりやすい

但し、満期時に戻ってくる満期保険金はありません。途中解約した時に契約者に払い戻される解約返戻金は全くないか、ごくわずかです。しかし、生命保険に貯蓄性を求めないのであればこれで十分だと考えます。かつての生命保険は予定利率が5%を超えるような商品もありましたが、ゼロ金利、マイナス金利の時代では貯蓄としての生命保険は全く魅力がありません。

保障額が徐々に減少する逓減型定期保険にすれば更に保険料を抑えることができますが、必要な時に必要な給付がなされなければ元も子もないので慎重に検討してください。

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