スポンサーリンク

アルバイトの社会保険(厚生年金、健康保険)

Pocket

アルバイトは厚生年金に加入しないのか?

アルバイトの人は普通の会社員のように第2号被保険者として厚生年金に加入することはなく、第1号被保険者として自分で保険料を払う国民年金と国民健康保険に加入するのが普通だと思われているようですが、そのようなことはありません。給与が月給でも、時給でも関係なく社会保険に加入することになります。正規雇用であるか非正規雇用であるかも関係ありません。但し除外規定がいくつかあり、週の所定労働時間30時間(501人以上の事業所は20時間)に満たない人等は社会保険に加入できないので、例外に該当したら20歳未満だと年金制度未加入、20歳以上60歳未満だと第1号被保険者として国民年金に加入して自分で国民年金の保険料を払わなければなりません。健康保険も国民健康保険となり、自分で保険料を納めることになります。

所定労働時間がポイントになる

厚生年金や健康保険に加入するには2ヶ月を超える期間の労働契約でなければなりません。そしてもうひとつ、最も大きなポイントは週の所定労時間です。
週の所定労働時間が正社員の4分の3以上であれば、厚生年金と健康保険に加入することになります。週の所定労働時間は法律で上限が40時間(一部44時間の例外あり)と定められているため、ほとんどの正社員の週所定労働時間は40時間となっています。
そのため、一般的には週の所定労働時間が30時間以上(従業員501人以上の事業所で一定の条件を満たした人は20時間以上(詳しくはこちらのページで確認してください)であればアルバイトでも厚生年金と健康保険に加入することになります。

雇用契約書で確認

労働契約を結んだ時に契約期間、始業と終業の時間、賃金等について明示した雇用契約を書面で受取っていて(でなければ、その事業所は違法行為をしていることになります)、1日の就労時間と1週間あたりの就業日数が明示されているはずです。そこから週当たりの所定労働時間を計算することができます。

ただ、雇用契約書が「繁忙状況により変更される」などのあいまいな表現になっていることもあります。また、シフト制で就労している場合など、雇用契約書と就労実態が異なるのはよくあることです。それらの場合は、就労実態に即して判断されるべきです。もしフリーターとしてフルタイムで働くのが常態化しているのに厚生年金と健康保険に加入できないのであれば、その事業所は問題ありということになります。

学生は?

夜間でない学生のアルバイターが厚生年金に加入しているという話は聞いたことがありませんが、昼間学生と言えども週の所定労働時間が30時間以上で雇用契約の期間が2ヶ月を超えるのであれば、厚生年金と健康保険へ加入することになります。(但し従業員が501人以上の事業所でも、学生の場合は週の所定労働時間が30時間以上でなければなりません。)

学生なのに週に30時間以上もアルバイトするのか?、と思われるかもしれませんが、そのような学生は結構いると思います。ちなみに私がそうでした(笑)。と言っても、講義そっちのけでバイトに明け暮れていたわけではなく、3年生までに卒業に必要な単位をほとんど取り終え、就職が決まってからは毎日アルバイトばかりしていたので、間違いなく週に30時間以上は就業していました。月に10万円以上のアルバイト収入になったので、仕送りと合わせて学生にしては結構な額となりました。就職して手取り収入が激減したことをよく覚えています。このような場合は厚生年金に加入することになるのでしょうか?。

もちろん、その当時の私は厚生年金にも健康保険にも加入していませんでしたが、法律上は加入しなければならないことになっています。

実際は?

アルバイト社員が社会保険に加入している例はあまり(ほとんど?)ないように見受けられます。事業者にとっては健康保険と厚生年金の保険料の半額を支払わなくてはならないのは結構な負担であり、それを当局がうるさく言わないことがことが大きな原因であると思われます。もしかすると、アルバイトが厚生年金に加入していなくても大目に見るとの認識が当局にあるのかもしれません。

一方で、アルバイターが厚生年金に加入することができれば、いいことづくめと言っても過言ではありません。どんなメリットあるかに関しては別のページで改めて紹介したいと思います。

Pocket

スポンサーリンク

年金質問箱 生命保険、遺族年金、生活、万が一に備える

サイト内検索

スポンサーリンク