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前納(現金納付、口座振替)による保険料の割引:平成28年度

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国民年金の第1号被保険者が支払う保険料を前納すると保険料が安くなります。たいへんお得な制度なので、ぜひ活用を検討してください。

保険料の前納は納付書による現金納付と口座振替の2種類があり、割引方法が若干異なります。また前納なので当然ですが、定められた期限までに保険料納付や口座振替申出をしなければなりません。

現金納付(納付書)による前納

最長で4月分から翌年3月分の12ヶ月分を前納することができます。保険料を前納によって納付すると年率換算で4%の割引となり、前納保険料を納付する月から翌3月分保険料まで前納が可能です。例えば7月中であれば7月分から翌年3月分までの前納ができます。もし、1年分の保険料前納を希望するときには4月末日(末日が土日・祝日のときは翌月最初の土日・祝日以外の日)までに前納保険料を納付しなければなりません。納付できる期間が短いので注意してください。

前納の納付書

毎年、個人に年金機構から送付される前納用の納付書は、1年分や半年分など限られた前納期間を対象とした納付書しかありません。前納は送付された用紙に記載された期間に限定されると思われている方も見受けられますが、そのようなことはありません。

送付された前納用の納付書に、希望する期間のものがないときには年金事務所に発行を依頼します。年金事務所の窓口に出向けばその場で発行してもらえます。また、電話で依頼すれば自宅へ郵送してもらうこともできます。

口座振替による前納

口座振替により6か月分(4月~9月と10月~翌年3月)、1年分(4月~翌年3月)、もしくは2年分(4月~翌々年3月)の保険料を前納することができます。口座振替により保険料を納付するには「口座振替申出書」を提出しますが、前年度の2月末までにこの手続きを済ませておかなければなりません(10月~翌年3月までの分は8月末まで)。

納付書で現金納付するときの前納と同様に年率換算で4%の割引率が適用されていますが、口座振替ではさらにお得な割引額になっています。

当月末振替(早割)

保険料納付の期限は翌月末です(例えば6月分の保険料の納付期限は7月末日です)。そのため、振替日も翌月の末日となるのですが、振替日を当月の末日にすると50円の割引となり、年間で保険料が600円安くなります。

割引額(平成28年度)

1カ月分 6カ月分 1年分 2年分
早割(当月末振替) 50円 300円 600円 1,200円
6カ月前納(納付書) --- 790円 1,580円 3,160円
6カ月前納(口座振替) --- 1,110円 2,220円 4,440円
1年前納(納付書) --- --- 3,460円 6,920円
1年前納(口座振替) --- --- 4,090円 8,180円
2年前納(口座振替) --- --- --- 15,690円

納付書による納付も口座振替も割引率は同じですが、前納期間が同じときでも割引が適用される月数が納付書によるときはひと月分少ないため、口座振替の方が割引額が大きくなります。

前納の期間が長いほど割引額が大きくなっています。特に口座振替で2年分を一括で前納したときには、1年前納を繰り返して2年分を前納したときの約2倍、6ヶ月前納を繰り返して2年分を前納したときの約3倍の割引額となっています。

これは割引額が複利で計算されるためです。最初の4月分の保険料は24ヶ月分の複利計算による割引率が適用され、次の5月分の保険料は23ヵ月分の複利計算による割引率が適用され、、、といった具合に積み上がっていくため、最終的にあり得ないような割引額になります。いくら納付率を上げたいとはいえ、これはちょっとやりすぎではないでしょうか。そもそも「割引額 = 保険料収入の減少額」です。割引方法について早晩、見直しが行われるのではないかというのが私の見解です。

免除に該当したとき

法改正が行われ、前納をした後に保険料の免除(申請免除)になったときには、免除月分については前納で支払った保険料は還付を受けることができるようになりました。

法定免除に該当したときには該当月の保険料は還付されますが、法改正によって還付を受けずに保険料納付済期間とすることも選択できるようになりました。

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