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中高齢寡婦加算の詳細(平成29年度)

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中高齢寡婦加算は、一定の要件を満たした遺族となった遺族厚生年金に加算される65歳までの有期年金です。妻が死亡したときの夫には支給されません。

受給の要件

以下の3つの条件を全て満たす必要があります。

  • 夫の死亡当時、夫によって生計維持されていた妻であること
  • 長期要件による遺族厚生年金の場合は、夫の厚生年金被保険者期間が20年以上であったこと *1)
  • 夫の死亡時に妻が40歳以上であるか、もしくは40歳の時に遺族基礎年金の支給対象となる子がいること

*1) 厚生年金の被保険者期間が20年未満でも老齢厚生年金の受給権を取得できる中高齢特例の人も、この要件を満たすとされています。

中高齢寡婦加算の受給期間

受給できる期間は40歳から65歳までの間ですが、遺族基礎年金受給期間は支給停止となります。

夫が死亡したときに妻が40歳以上65歳未満で遺族基礎年金を受給しない場合

妻が40歳以上65歳未満の間に夫が死亡した場合の中高齢寡婦加算の受給例

夫が死亡したときから65歳になるまで中高齢寡婦加算が支給されます。

夫が死亡したとき妻が40歳未満で遺族基礎年金を受給しない場合

妻が40歳以前に夫が死亡した場合の中高齢寡婦加算の受給例

中高齢寡婦加算の加算はありません。
(遺族厚生年金は5年間で打ち切りになる場合があります
。)

妻が40歳の時点で遺族基礎年金受給の場合

妻が40歳のときに遺族基礎年金を受給している場合の例示

妻に40歳の時点で遺族基礎年金の受給の要件となる子がいる場合は、夫の死亡が、「妻が40歳になる前」でも、遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算されます。但し遺族基礎年金を受給している間は40歳以降でも中高齢寡婦加算は支給停止となります。

子がいても中高齢寡婦加算が支給されない場合

子がいても中高齢寡婦加算が支給されない場合の事例

妻が40歳のになる前に子が18歳年度末に達する等の理由で遺族基礎年金の受給権を失権したときは、中高齢寡婦加算は支給されません。

中高齢寡婦加算の額(平成29年度)

中高齢寡婦加算の額は遺族基礎年金の4分の3の額になります。

平成29年度は年額584,500円になります。

経過的寡婦加算

中高齢寡婦加算の受給要件を満たした昭和31年4月1日以前生まれの人は、65歳以降に経過的寡婦加算を受給することができます。

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