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年金は「減額」にならない!?

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減額とは決して言わない

タイトルで年金が減額にならない、と言いましたがもちろんウソです。但し政府は年金が減額になる、とは決して言いません。あるときは「改正」といい、またあるときは「適正化」と言ったり、とにかく減額というような直接的な表現を用いないのはもちろん、それを匂わすような言葉も使いません。

年金額の「改正」

平成6年改正、平成12年改正、平成16年改正と、大きな年金額の変更が3度ありましたが、年金受給者にとっては改正と言うよりはむしろ改悪となっています。今後も「改正」の名の下、年金額は減額になります。

年金額の「適正化」

私が年金の勉強を始めた頃、「5%適正化」という年金用語を何度も目にしましたが、まだその頃は制度の大枠さえも分かってない状態でした。そのため「適正化って何だろう?」と疑問に感じることはあっても、特に調べることなくそのままにしておきました。適正化が減額だと知ったのは、そのずっと後だと記憶しています。

なお5%適正化とは、平成16年改正で全ての世代の厚生年金の給付乗率を一律で5%減額することです。

マクロ経済スライド

マクロ経済スライドとは平均の寿命の伸び、少子高齢化に対応するために年金額を徐々に減額する仕組みです。詳細は下記のリンクを参照してください。

私は4年間大学で経済を学んできましたが、マクロ経済の講義で人口動態について触れられたことは一度もないと記憶しています。人口動態はマクロ経済というより統計学で扱うことではないでしょうか。もっともマクロ経済と統計学はかなり密接に関係していますが。そういえば今話題の経済学者、ピケティの持論も経済学というより統計学に基づいているようです。

とはいえ、そもそも多くの人にとってはマクロ経済と言われても何のことがピンと来ないし、スライドと聞いて一方的に下がるだけの仕組みをイメージする人はほとんどいないはずです。

逆効果

政府にとって減額とは言いにくいことはよくわかりますが、隠したいという意図が返って明確になり国民の心証を悪くするだけではないでしょうか。はっきりと減らすと宣言して、なぜ減らさなければならないかをていねいに説明した方が良いと思うのですが、どうなんでしょうか。

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