スポンサーリンク

初診日がわからなければ障害年金はもらえない!

Pocket

初診日の重要性

障害年金を受給するためには初診日を特定しなければなりません。初診日が特定できなれば障害年金を受給することは不可能です。例え誰の目にも障害状態であることが明らかな場合でもです。場合によっては年金の保険料の未納期間が全くなく、定められた保険料を期日までに常に納めている人でも初診日が特定できないばかりに障害年金がゼロになってしまうことも起こりえます。それくらい障害年金の初診日には重要な意味があります。

なぜ初診日が重要なのか

初診日要件と保険料納付要件

障害年金を受給するには初診日要件を満たさなければなりません。例えば障害厚生年金の受給要件は初診日において厚生年金の被保険者であることが必要とされています。

更に保険料納付要件も初診日の前日の保険料納付状況で判定されます。

つまり、初診日が分からないと初診日要件も保険料納付要件も判定することができないので、結果として両要件を満たすとこができなくなってしまいます。

障害認定日

これも障害年金の受給要件のひとつですが、障害認定日もしくはそれ以降65歳になる前において障害等級に該当する障害状態であることが必要です。この障害認定日とは初診日から1年6月経過した日(原則)なので、初診日が確定できなければ障害認定日も確定できません。

障害年金は「保険」

初診日が証明できないという理由だけで例えどんな深刻な障害を持つ人であっても、障害年金が支給されないのは厳しすぎると思われるかもしれませんが障害年金は福祉制度でなく、あくまでも公的ではあっても「保険」です。つまり万が一に予め備えておく、事が起こる前にちゃんと義務(保険料納付等)を果たしておくことが要件である以上、残念ながらやむを得ない側面もあります。繰り返しになりますが、初診日が分からなければ、受給するために必要な義務を果たしているのか判断することもできないのです。

20歳前障害と初診日

初診日が20歳前の障害年金は保険料納付要件を問われません。従って20歳前障害であれば初診日が分からなくてもよいと思われるかもしれませんが、もちろんそのようなことはありません。初診日が20歳前の何年何月何日であると証明できなければそもそも20歳前障害であることが認められることはありません。「20歳になる前のいつか」ではだめなのです。例外は障害を持って生まれてきたとみなされる一部の精神障害等に限られます。

20歳になる前に初診日があり、障害状態になったのがそれから何年も(場合によっては何十年も)経過した後であるような場合は、初診日の証明は極めて困難です。このような場合は社会的治癒を適用できる余地を探り、初診日を確定させることを検討します。

平成24年1月4日より上記の初診日が20歳前の障害基礎年金については、初診日の証明がなくても明らかに20歳前に発病し、かつ、その傷病について医療機関の診療を受けていたときには、複数の第三者が証明することにより初診日の証明とすることができることになりました。

Pocket

スポンサーリンク

サイト内検索

スポンサーリンク