スポンサーリンク

就職と社会保険の加入

Pocket

社会保険は会社にとって大きな負担

サラリーマンやOLになるとほとんどの場合、厚生年金の被保険者となり健康保険に加入することになりますが、これは雇う側である企業にとっては大きな負担となります。
会社側は、厚生年金保険料と健康保険の保険料の半分を負担しなければならないので、経営に与える影響は少なくありません。そのため多くの会社では人件費を抑えるためパートタイマーなど、社会保険に加入する義務のない雇用形態の社員の割合を増やそうします。

非正規労働者が増えることの社会的は弊害が多々あることは言うまでもありません。しかし法令を順守している限りは人件費を抑制するために企業が負担する社会保険料を減らす取り組みは容認されるべきです。

しかし「負担逃れ」のために社会保険に加入させないなど、法令を逸脱したことを行うケースが散見されます。しかも残念ながらいわゆる、「ブラック企業」に限ったことではないようです。

ここでは、就職にあたり社会保険について知っておくべきことについてまとめてみました。

社会保険に加入しなければならない事業所

法人であればごく一部の例外を除いて社会保険に加入しなければなりません。従って全ての株式会社はもちろん、学校法人や医療法人なども加入しなければなりません。

株式会社であるにも関わらず社会保険の加入を明示していない、あるいは様々な理由をつけて加入を渋るような会社は気をつけなければなりません。必ず入社前に確認して、あいまいな返答しか得られないようであれば注意してください。

社会保険の対象となる従業員

所定労働時間が正社員4分の3以上であれば社会保険の対象となります。法律により週の所定労働時間は40時間以内と定められているので、週の所定労働時間が30時間以上であれば社会保険の対象となります。(正社員の週所定労時間が40時間よりも短ければ、もちろん30時間未満でも社会保険に加入する義務が生じることがあります。)

時給制のパートタイマーであれば社会保険の適用とならないと思っている人もいるようですが、そのようなことはありません。週の所定労働時間が明確に定められていないフリーターなどの非正規労働者でも、恒常的に週の労働時間が30時間を越えるような場合は社会保険に加入する義務があると思われます。

一部の事業所では平成26年からは週20時間以上、かつ年額賃金106万円以上の人も適用されることになりました。詳しくは下記のリンクを参照してください。

試用期間中の社会保険

試用期間でも当然、社会保険に加入します。試用期間であることを理由にして社会保険に加入させないような会社は注意してください。

社会保険の加入期間

社会保険の加入期間は月単位で、入社した日の属する月から退職した日の翌日が属する月の前月までが加入期間となります。

入社日が月の途中、極端に言えば月末であってもその月は加入月となります。会社側で手続きを怠ると「空白の月」となってしまいます。あやしいと思ったらきちんと手続きがとられているか自分で確認をして下さい。

必ず自分で確認を

誰もが給与の未払いは気にかけているので、もらえるはずの給与が少ないことには気付きますが、社会保険については案外無頓着なようです。健康保険や厚生年金に加入していなければ後々、自分で国民年や国民健康保険の保険料を負担しなければならなかったり年金額が減るので、結果的に給与の未払いと同じです。

極端な例では、従業員から従業員負担分の保険料を給与から天引きしておいて、厚生年金の保険料が未払いであったこともあります。会社が信頼できないようであれば、必ず自分で年金の加入状況を調べ、不審な点があるようならば年金事務所等に相談して指示を仰いでください。

Pocket

スポンサーリンク

年金質問箱

サイト内検索

スポンサーリンク