スポンサーリンク

障害年金額の計算例

Pocket

注意アイキャッチ

ここでは、年金支給額の考え方についてわかりやすく説明するために、計算法が単純化されています。
障害基礎年金及び障害厚生年金の詳細は下記のリンクを参照してください。

障害年金の加算対象と加算額

受給権者に一定の要件を満たす配偶者、子がいる場合は障害年金に加算がつきます。なお平成24年の改正により、受給権取得後に要件を満たす配偶者、子となった場合でも支給の対象となります。つまり、障害年金の受給権取得後に婚姻したときの配偶者や出生した子がいるときも加算が行われます。

障害年金の加算については下記のページで解説しています

計算例:国民年金(1号、3号)期間のみの場合

障害基礎年金の額(平成27年度の金額で計算)

  • 障害等級1級:975,100円
  • 障害等級2級:780,100円
  • 子の加算(1人目、2人目):各224,500円
  • 子の加算(3人目以降):各74,800万円

厚生年金の加入期間がなければ障害厚生年金は支給されないので、障害基礎年金のみとなります。

厚生年金の加入期間がある場合でも、障害厚生年金の受給要件を満たしていなければ障害厚生年金は受給できません。

加算の対象になる子は、18歳年度末までの子、もしくは障害等級1級もしくは2級に該当する20歳未満の子です。

ex)障害等級1級、加算の対象となる子が3人の場合

975,100+(224,500×2)+74,800
=1,498,900円

計算例:障害厚生年金の支給要件を満たした場合

障害厚生年金の受給要件を満たせば、障害基礎年金と障害厚生年金を受給することができます。
(障害等級が3級である場合等、障害基礎年金が受給できないこともあります)

事例1

  • 厚生年金加入期間:400月
  • 平均月収(賞与込):20万円
  • 加給年金対象:配偶者、子(3人)

障害基礎年金の額

障害等級に応じて上記の事例と同様の障害基礎年金が支給されます。障害基礎年金が支給されるのは障害等級が1級、もしくは2級の場合のみで、3級の場合は支給されないので障害厚生年金のみとなります。

障害厚生年金の概算額

  • 1級の場合:20万円×0.55%×400月×1.25=約55万円
  • 2級の場合:20万円×0.55%×400月=約44万円
  • 3級の場合:20万円×0.55%×400月=約44万 →58万

障害厚生年金は厚生年金加入期間の給与(賞与もふくむ)合計、つまり平均月収×厚生年金加入期間に0.55%を掛けた額が概算額となります。但し、
・1級の場合は1.25倍された額となります。
・3級の場合は障害基礎年金が支給されません。その代り最低保障額(約58万円)が設定されています。この事例では原則の計算では44万となるので最低保障額である約58万円が支給されます。

配偶者加給年金

1級と2級には65歳未満の被扶養配偶者がいる場合、約22万円が加算されます。詳しくは下記のリンクを参照してください。

ex)障害等級1級の場合

障害基礎年金:約97万円
障害基礎年金の子の加算:約52万円(224,500×2+74,800)
障害厚生年金:約55万円
配偶者加給年金:約22万円
合計:約226万円

ex)障害等級2級の場合

障害基礎年金:約79万円
障害基礎年金の子の加算:約52万円(224,500×2+74,800)
障害厚生年金:約44万円
配偶者加給年金:約22万円
合計:約197万円

ex)障害等級3級の場合

障害基礎年金:なし
障害基礎年金の子の加算:——-
障害厚生年金:約58万円
配偶者加給年金:なし
合計:約58万円

事例2

  • 厚生年金加入期間:200月
  • 平均月収(賞与込):20万円
  • 加給年金対象:配偶者、子(3人)

事例1では厚生年金加入月数は400月でしたが、ここでは200月とします。その他は同じです。

障害厚生年金の概算額

  • 1級の場合:20万円×0.55%×300月×1.25=約41万円
  • 2級の場合:20万円×0.55%×300月=約33万円
  • 3級の場合:20万円×0.55%×300月約33万 →58万

この事例では厚生年金の被保険者期間は200月ですが、厚生年金の加入期間が300月未満である場合は、300月加入したとみなして(300月みなしと言います)障害厚生年金の支給額が決定されます。

その他の点については事例1と全く同じです。

Pocket

スポンサーリンク

年金質問箱

サイト内検索

スポンサーリンク