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老齢年金繰下げの損得勘定

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参照リンク

老齢年金繰下げの基本については下記のリンクページを参照してください

基本的な考え方

繰下げの損益の考え方

繰下げによって増額される前の年金額を100とすると、ひと月繰下げる毎に0.7の年金額が増えるので、年にして8.4(0.7×12月)の増額になります。一方で繰下げると100の年金を受け取ることができなくなるので、100を8.4で割れば、収支トントンになる年数が求められます。

つまり約12年の間、年金を受け取ることができれば収支がトントンとなり、その後は、トータルでの受給額が繰下げをしないときよりも増額になります。

この計算を元に繰下げをするかしないか、あるいはどのくらいの期間繰下げるのかを検討します。例えば男性が65歳から5年間の繰下げをしたとします。70歳から増額された年金を受け取ることになりますが、70歳男性の平均余命は約10年です。受給期間が10年では受給総額が減ってしまうので繰下げる期間をもっと短くしたり、あるいは繰下げをしないという選択もあるかもしれません。

もちろん繰下げた年金は、長生きをすればするほど得する仕組みになっているので、健康に自信があって長生きできる自信がある人は、ぜひ年金の繰下げを検討してみてください。

繰下げ時の給付倍率

繰下げしたときの給付倍率
65歳 70歳 75歳 80歳 85歳 90歳 95歳
1年 0.00 0.90 0.99 1.02 1.03 1.04 1.05
2年 0.00 0.78 0.96 1.02 1.06 1.08 1.09
3年 0.00 0.63 0.91 1.02 1.07 1.11 1.13
4年 0.00 0.45 0.85 1.00 1.08 1.13 1.16
5年 0.00 0.24 0.77 0.98 1.08 1.15 1.19

繰下げ請求をしなかった場合を1として、65歳からの繰下げ年数毎に何倍の年金を受給できるかをグラフと表にまとめてみました。
例えば、80歳まで生存した場合、繰下げが1年(12月)の場合は繰下げなかった場合の1.02倍の老齢年金を受給できますが、5年(60月)繰下げた場合は0.98倍となり、損になります。

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